福祉風呂のある温泉

G大学病院へ通院していたころ(2001〜2002年)、診察が終わると赤城山や榛名山、三郷の梅祭り、今日は和食、今日は洋食がいいなと帰路はけっこう楽しみでした。
赤城の大沼のほとりでラーメンを作って食べたりインスタントコーヒーを作って飲んだりしたことを思いだします。

また体が思うように動かすことができないので、温泉をとても楽しみにしていました。

足しげく通った温泉は友達に教えていただいたり雑誌で見たりして知りました。
よく通った温泉です。※福祉風呂は予約が必要です

今、このように振り返ってみると1人では立っていることも出来ない主人を乗せて、
あちらこちらと動き回っていた自分に驚いています。

きっといつか近い将来出かけることが出来なくなると考えたのでしょう。

アクシデントがなくてほんとうに良かったと思います。
思い出すとゾ〜っとします。

呼吸器を装着してから温泉は行けなくなりました。

●ユーランド新田
福祉風呂は1名300円 ※障害者手帳が必要
これまで行った温泉のうちで一番広いお風呂でした。
お風呂に入るところからスロープになっていてシャワーキャリーに乗ったまま入浴できます自宅から比較的近いところにあり通院の帰り道 夕方予約しておき度々よりました。

●ばんどうの湯
福祉風呂は2時間500円(3人までOK) ※障害者手帳が必要
H13年12月にオープンとのことでとてもきれい!関東平野が一望でき小高い丘の上にあります。少しですが畳がしいてありとても便利。お茶の道具も用意してありました。
夜景がとてもきれいなようです。
病気の進行が早く私が1人で介助なので2人で汗びっしょりでした。
でも帰路はすがすがしい気分でした。

●しゃくなげの湯
福祉風呂ではありませんでしたが家族風呂2時間2000円。
個室もあり、桧のお風呂でとても癒されました。
主人は立っていることができませんでしたが、手をささえてどうにか自分の足で歩いて入浴できました。

●磯部温泉 恵みの湯
福祉風呂は3時間2000円(4人までOK) ※障害者手帳が必要
入浴用車椅子部分が吊り下げ式で脱衣所から浴槽まで天井のレールで移動してくれます。
お部屋もとても広く和室6畳にテレビ、洋間にはテーブルと椅子があります。
トイレもついていてとても便利です。
「入浴が終えたらお湯をながしておいてください」 と言われ、次の利用者のためにお掃除をして新しいお湯を汲んでおくようです。
そのため30分時間をあけるようです。うれしいかぎりです。