難病療養者コミュニケーション支援ネットワーク事業

事業の概要(2022年6月8日更新)

コミュニケーションツール等の貸出

群馬県立義肢製作所では、試用のための各種コミュニケーションツール・スイッチ、周辺機器、バランサー等の貸出を行い、適合のための支援を行っています。
療養者の方は、住所地の保健所・保健福祉事務所の保健師、または、通院先のリハビリスタッフに相談してください。

支援者の方は、群馬県立義肢製作所へご相談ください→Tel:027-255-6853

貸出するコミュニケーションツールの一例

 ■ eeyes(イイアイズ) 5
   視線で直感的に操れるコミュニケーションツール。
   スイッチやマウスでの入力にも対応。文字等走査入力方式
 
 ■ ファイン・チャット 2
   入力スイッチ1つだけですべての操作。
   パソコンのようなトラブルもほとんどなし。
   スイッチを押すと、本体下部の文字が順番に点灯。
   動きがシンプルなので、使い方をすぐに覚えることが可能。
   呼び出しブザーや学習リモコン機能なども搭載。
 
 ■ レッツ・チャット 12
   ファインチャットの前のモデル。製造中止。  
  OriHime eye+Switch 4

   視線で直感的に操れるコミュニケーションツール。
   スイッチやマウスでの入力にも対応。文字等走査入力方式 

   『分身ロボットOriHime』を操作できる。

 
 ■ TC スキャン 2
   視線で直感的に操れるコミュニケーションツール。
   スイッチやマウスでの入力にも対応。文字等走査入力方式 

 
 ■ マクトス(従来品)

   脳波・筋電・眼電信号を利用。

   各種機器の操作、パソコンの操作が可能。

 
 ■ ポータブルスプリングバランサー お問い合わせください 
 ■ 各種スイッチ  

 

事業目的

群馬県内の難病療養者のためのコミュニケーション支援の質向上と支援ネットワーク構築を目的とします。

事業内容

  • 研修会・勉強会開催(多職種の支援者を対象とする)
  • 貸出用の意思伝達装置・機器・特殊スイッチの整備(購入)*貸出は、群馬県立義肢製作所が行っています。
  • 支援ネットワーク構築のための検討会開催
  • 啓発活動(パンフレット作成、等)
  • 貸出用の機器は、難病相談支援センターが購入したもの、ご遺族からのご寄付等です。

    運営

    実施主体:群馬県難病相談支援センター、群馬県立義肢製作所

    運営を支えるボランティア

    群馬県作業療法士会、理学療法士有志、大学教員、県立義肢製作所
    福祉機器販売業者、意思伝達装置開発業者、

    協力

    任意団体 スマイル様(がん患者へのケア帽子作成・プレゼント、難病患者への支援に取り組まれている団体です)*R1年度~

    お問い合わせ先

    群馬県難病相談支援センター  Tel:027-220-8069  Fax:027-220-8537
    群馬県立義肢製作所 Tel:027-255-6853

    研修会 

    研修テーマ(毎年、実施を予定しています)
    1.コミュニケーション支援の基本・応用
    2.コミュニケーションツールの使い方
    3.文字盤によるコミュニケーション支援(文字盤マスター養成研修)

    啓発活動