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今年1年を振り返って
今年も残り少なくなりました。あっという間の1年でした。
この1年を思い起こしてみました。
一番心に焼き付いているのは、何と言っても主人の実家(秋田県湯沢市)へ行くことが出来た事。
主人が新年の目標に掲げたものです。
主人にとってももちろん私にとっても、最高のよろこびでした。
■訪問介護を2事業所に
ケアマネージャーに相談しご紹介いただきましたO社会福祉協議会。
8月からお世話になっています。
外出介助や清拭などお手伝いいただき有意義な日々を送っています。
週3回になり主人もとてもうれしそうで表情も穏やかになったように見えます。
最近は買い物に連れて行っていただき自分の目で選んだりして楽しんでいます。
■訪問入浴を2事業所に
主人の大好きな入浴も増やしていただきました。O市のS介護支援サービスセンター。
10月から週3回になりました。社長さんも時々応援に来てくれます。
社長さんはとくにシャンプーがじょうずと利用者から評判のようです。
■排泄について
在宅療養をはじめて大切なひとつに排泄があります。
退院するに当たり介護が少しでも楽なように、入浴前に排便をすませ清潔をたもてるようにとご指導いただきました。
訪問看護をお願いして週2回浣腸していただき、ときには摘便もお願いしました。
しかし、介護を続けるうちに何か変と疑問に思うようになりました。
本人にあわせて排便でなく入浴するからみたいな感じで、これは介護人のためみたいな感じです。
浣腸しても中々思うようにいかず、訪問入浴のスタッフを待たせたりしていると本人も焦ってしまい途中で我慢したり入浴後にまた、、、と言う日が何回もありました。
私も考えてしまいました。我が家なのだから本人が好きなようにしてみようと。
そんな訳で2007年1月から自然に任せることにしました。
するとだんだん自分の力でできる様になってきました。
今までどおり週2回は変更せず、その日によって午前のときもあり午後のときもありますが、今ではほとんど自力で排便が可能となりほっとしています。
そしてあまり神経質にならず本人が苦しくなければそれはそれでいいかな〜と思っています。
病院等でお世話になる時は、人手も時間もないので浣腸等もしかたないと思いますが、せめて我が家での生活の時は、自然にゆったりした気持ちで処理してあげたいと思いました。
下記はある雑誌で目に留まった文です。
”下剤、浣腸は化学物質の力で、直腸を異常収縮させ排便させようとするもの。
これに頼るとますます排便が出来なくなり便秘が常態化してしまう。
摘便は物理的に排便する方法。必要なのは物理的排便でなく生理的排便。
いずれも最後の最後に使う方法であり日常化しているようではいけない。
老人が便秘になっている原因は便意を催した時を逃がさないで排便すると言う当たり前のことが保障されていないことにある。
オムツがその典型である。” |
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