職人のにぎり寿司

2007年5月15日 朝、電話が鳴った。

「Tです。御寿司をにぎってよし子さんにたべさせたいの!これからおじゃましてもいい?」
若かりし頃に、S電機で一緒に働いていた友達Tちゃんだった。
Tちゃんは寿司職人のKさんと結婚され、前橋でお寿司屋さんを営んでいます。

「今日はお店が休みなのでこれからいくね〜」

しゃり ネタ ガリ わさび のり 醤油 デザート、、、、
二人で両手いっぱい持参して我が家へ。
お茶もそこそこに、ご主人のKさんはお勝手に立ちお寿司を握り始めた。

こんなにおいしいお寿司をいただいたのは久しぶりだ。

お腹が張り裂けそうなほどごちそうになった。
主人も一緒にいただけたら、、、と残念に思った。

しかし、S夫妻は主人にたいしてもやさしさを忘れない。
ご夫婦でドライブや旅行を楽しんでいてお土産話をたくさんユーモアたっぷり語ってくれた。
ご夫婦のお話に主人の目は輝き満足の笑顔だった。

あっという間に時間が流れた。

寝たきりの主人と2人で、S夫妻のあったか〜いこころ使いに幸せを感じた1日でした。