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在宅療養と介護
在宅療養するにあたりいろいろなサービスを受けお世話になっています。
往診 訪問看護 介護 リハビリ マッサージ 訪問入浴、あらためて多くの方々のお力に感謝しております。
在宅療養をスタートしたころはテレビ ラジオ パソコンもやろうとする気力もなく無表情でした。
声を失ったショック 自発呼吸ができない身体 器官切開した傷口が痛む日々、介護人が慣れていない吸引やコミニュケーションなにもかもがストレスのようでした。
退院当初は作業療法士がベッドを起こし、少しずつ角度を付けていくのですが、18度位になると腰が痛いと苦しそうな顔をするのです。
清拭や着替えするときも肩が痛い腕が痛いと介護人は神経を使いました。
呼吸器を装着したことに全神経がいってしまい体を動かしてやることを怠っていたのです。
定期的にリハビリを続けていただき、徐々に改善され気がついた頃には痛みも消えて表情も明るくなっていました。
今では40度〜50度位ベッドを起こし、庭の木々を眺めたり季節の草花を楽しめるほどになりました。
訪問看護介護も、慣れるまでに大分抵抗があったようです。
看護師 ヘルパーさんとも、コミュニケーションがうまくとれるようになると、表情も和らぎ訪問していただくのがとても楽しみのようです。
私自身も色々勉強になります。
看護師ヘルパーさんの介護の方法を見習い、日々の介護に取り入れています。
お陰さまで最近では、主人から大分上手になったねと褒められます。
とくに排泄に関してはパニックになりました。
いまは ”まかせて!” と言った感じです。
在宅療養が長くなってくると、時々同病の方、家族の方、医療に携わっている方から訪問や電話があります。
主人の立場から、介護する私の立場から経験したことがすこしでもお役にたてばと思っています。
『主人も私もALSを患った先輩?や家族の方から助言いただき助けられ心強く思いました』
介護仲間と時々長電話をします。
たわいのない話から介護の仕方、サービス利用について、、、話がとぎれることがありません。
皆一生懸命頑張っているんだな〜と、この長電話もストレス解消の一つなのです。 |
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