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看護師の思いやり
I看護師から同病の介護をされている、TさんAさんを紹介していただきました。
Tさんはお母さん、Aさんはご主人を介護されておられ、すでに気管切開され人工呼吸器を装着されていました。
お二人からいろいろな情報をいただいたり、自宅訪問させていただき吸引方法やコミニュケーションのとり方、自宅療養のための準備するもの等々を教えていただきました。
いずれは主人も通らなければならない気管切開術、人工呼吸器装着、、、、、
見るもの聞くものすべてがとても難しそうで気が遠くなりそうな私、、、、、
ますます主人の病気の進行が目に見えて早くなり、私も毎日があっという間に過ごしていたある日、一生懸命病気と闘っていた、Tさん、Aさんが永遠の眠りについたことをしりました。
私に気を使い内緒にしていたようです。 『後で聞いたのですが。。。』
それから、しばらくしてI看護師の声掛けでTさんAさんの4人で会うことができました。
一生懸命介護されていたお二人にはもう暗さはありませんでした。
やれるだけやったと言う充実感からでしょう。
丁度主人がレスパイト入院でお世話になっていたので、気晴らしをしてもらおうと誘ってくださったのです。
おいしい食事をいただきながらそれぞれ近況報告です。
皆さんそれぞれお仕事のこと、趣味のこと、旅行のこと等々、おしゃべりに時間を忘れて過ごしました。
2006年11月 主人の友達がホームコンサートを開催してくれました。
3人お揃いで我が家を訪問していただき、写真を撮ってくれたり、カラオケで美声を聞かせていただいたり、とても楽しいひとときを過ごすことができました。
またある日、Aさんは40分ほどかかる道のりを自転車で遊びにきてくれました。
ほんとうに明るく元気な方です。
同じ病気なだけにいたいほど主人のことを理解してくれます。
主人もとてもうれしそうでした。
介護には期限がありません。
それだけに、定期的に介護から離れ深呼吸をして肩の力をぬいて気分転換することが 『また頑張ろう!』という気持ちになり思いやりをもってやさしく接することができると思うのです。
さりげなく私を外の空気に触れさせてくれてストレス解消の場を設けてくれました。
こんなやさしい心使いができるI看護師を見習いたいと思っています。
感謝!!! |
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