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最近のできごと
3ヶ月前の昨年の11月、いつもお世話になっている訪問看護ステーションのSケアマネージャーから、看護学校から講義を依頼されているので協力いただきたいとのお話がありました。在宅人工呼吸療法(HMV)についてとのこと。
主人も私も日常生活のことであれば協力できるかなと了解しました。
文字盤、伝の心、車椅子への移乗方法、福祉車両への乗車方法、
入浴方法等々ビデオをまわし2年生の学生たちにわかりやすくと工夫したそうです。
実際の日常生活を撮影して興味をそそる様に心がけたと話していました。
とても好評だったと聞きました。
さすがベテランケアマネージャーです。
I看護師、M看護師との3人のチームワークがよかったことはいうまでもありません。
そして主人と私にご褒美が。
看護学生、2年生37名分の感想文を届けていただきました。
一気に主人に呼んであげました。最後のほうは声がかれてしまいました。
学生さんたちの看護師になる意欲が伝わってくる感想文でした。
今でも時々、感想文を読み返して、生きる励みにしています。
Sケアマネージャー、I看護師、M看護師のお心使いに感謝しています。
話は変わりますが、お世話になっている介護事業所のひとつのヘルパー実習生が時々我が家に来ます。
その事業所は文字盤を体験してもらうことにしているそうです。
数日前にも実習生が来て入浴終了後、いつものように皆さんが主人と文字盤でお話しをしそのあと、実習生に体験していただきました。
主人が「ヨロコバレルシゴトナノデ、ガンバレ!」と文字盤で言うと、実習生は思わず涙を流し「頑張ります!」と今度は笑顔になりました。
なんと心優しい実習生なのだろうと私も涙が出てしまいました。
介護事業所の(文字盤を体験してもらう)と言う考えにとてもうれしく思いました。
1人でも多くの方に文字盤をできるようになっていただけたら、
こんなにうれしいことはありません。
ALSを発病して11年が過ぎました。
今まで多くの皆さんに支えられ、今はお陰さまで有意義な日々を送っています。
感謝感謝です。
お返しは何も出来ませんが、学生さんやヘルパーさんの実習生は積極的に受け入れて行きたいと思います。
我が家でよかったらいつでもどうぞ!
お待ちしています。
2011年2月28日
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